バイナリーオプションはローソク足チャートへの理解が必要?

バイナリーオプションについてネット検索を行うと、たくさんの情報が飛び込んでくると思います。そしてその中には「絶対に勝てる方法を伝授!」とか「最強のツールを販売!」といった威勢のいい文言も見受けられるでしょうが、あまりにも都合がいい言葉ばかり並べ立てているサイトは危険です。

バイナリーオプションのような投資は勝つこともあれば負けることもあるのが基本であり、絶対に勝つ方法なんてありません。また、有料ツールの中には『高額なのに役に立たない詐欺ツール』も多いため、安易に購入するのはおすすめできません。

となると、バイナリーオプションでも『まずは基礎を固めるほうが大事』というのが真理です。そのためにはローソク足チャートへの理解も必要なので、今回はそれらについて解説いたします。

ローソク足の基本

まずローソク足の基本についてですが、この記号は『一定期間の始値終値、最高値と最安値を表しているもの』となっています。ローソク本体の上下が始値終値、そこから伸びたヒゲが最高値と最安値と表しているでしょう。

一定期間の終値始値よりも高ければ白、逆であれば黒に変わります。そして色が変われば始値終値を表す方向も逆になり、白なら上が終値で下が始値、黒ならその真逆になります。覚えるまでは苦労するかもしれませんが、一度暗記すればぱっと見で値動きが分かる優れた表現方法です。

ローソク足チャートの見方

そしてこのローソク足を活かしたチャートの見方ですが、最初にヒゲの長さをチェックしてみましょう。たとえば下方向にヒゲが伸びている場合は『下方向への抵抗が強く下がりにくい相場』となっています。

この場合は『一時的に下がったものの買いが入って上昇した』といった結果になるため、暴落するかと思ってエントリーすると逆方向に流れることがあるでしょう。こうした失敗を防ぐためにも、ローソク足の分析は必要です。

ローソク足チャートを分析するにはツールが必要

そしてローソク足チャートを効率的に分析するなら、専用のツールが必要です。バイナリーオプションでは『テクニカル分析ツール』を使うことになりますが、こちらには無料でも使いやすいものが多いため、予算が少なめの人でも導入しやすいでしょう。

たとえばいろんな人に使われているMT4というツールなら、ローソク足チャートの分析ができるだけでなく、インジケーターと呼ばれる独自の指標も追加できます。ローソク足とセットで活用すれば、より相場の流れを掴みやすくなるでしょう。